私と婚約者のS子は食べ物の好き嫌いが激しく、嫌いな食べ物が多いです。「食」は生活の重要な要素の1つですから、好き嫌いが多い私たちは結婚生活が大変なのではないかと思っていました。
ただ、二人でいろいろと話し合った結果、それほど大変でもない事と、嫌いな食べ物を無理に克服する必要もないと分かったので、お互いに嫌いな食べ物を把握しておく、嫌いな食べ物を無理に克服しなくても良い理由についてお話します。
夫婦でお互いに嫌いな食べ物を把握しておく
まず結婚生活の初歩として、お互いの嫌いな食べ物を相互に把握しておくことは大事ですね。
例えば、「この料理、本当は嫌いなんだけど、せっかく作ってくれたしなぁ…」と思いながらも、「う、うん、美味しいね」と無理しなければいけない結婚生活は楽しくないでしょう。
だから、自分の嫌いな食べ物を相手に伝えておく、相手の嫌いな食べ物は把握しておくということは食を通じて結婚生活を楽しくする第一歩だと思います。
また、自分は好きだけど相手は嫌いな食べ物、逆に自分は嫌いだけど相手は好きな食べ物もあるでしょうから、食べ物のことでお互いにストレスを溜め込まないためにも、好き嫌いに対してお互い寛容な精神で向き合うことも大事でしょう。
私たちのように嫌いな食べ物が多い場合、お互いの嫌いな食べ物を書き出しておくと、お買い物や献立を考える時間が短縮できるため二人で話し合って決めています。
アル | S子 | |
---|---|---|
カツオ節 | × | × |
レバー | × | × |
牛乳 | × | × |
白子 | × | × |
ホルモン | × | × |
豚足 | × | × |
皿うどん | × | × |
カキフライ | × | × |
いくら | × | × |
トマト | ○ | × |
グリーンピース | ○ | × |
カニ | ○ | × |
ヨーグルト | ○ | × |
レーズン | ○ | × |
ベーコン | ○ | × |
さんま | ○ | × |
えび | × | ○ |
辛子明太子 | × | ○ |
数の子 | × | ○ |
ウインナー | × | ○ |
甘いもの | × | ○ |
このように書き出してみると、二人が嫌いな食べ物、私だけが嫌いな食べ物、S子だけが嫌いな食べ物が一目で分かるので、お互いの嫌いな食べ物を把握しやすいですね。
二人が嫌いな食べ物は買い物や献立から省いて良いですし、相手は嫌いだけど自分は好きな食べ物は、お互いに自分の好きな食べ物をそれぞれ楽しめば良いというわけです。
嫌いな食べ物を無理に克服しなくても良い理由
生産者の方々には申し訳ないですが、私たち消費者からすると、嫌いな食べ物は無理に克服しなくても良いと思っています。誰にでも「食べる」と「食べない」の選択の自由があるからです。
食べ物の好き嫌いがダメといわれる主な理由は、「栄養の偏り」です。
好きな食べ物ばかり食べていると、栄養が偏ってしまい、子供の成長や健康に悪影響を及ぼすから好き嫌いをしないで何でも食べましょうというのが通説です。
しかし、嫌いな食べ物に含まれる栄養素は、好きな食べ物からでも摂取できるのです。
人が生きる上で必要な栄養素、「糖質」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」というのは代替可能な栄養素であり、嫌いな食べ物から摂取する必要は一切ありません。
また、特別な作用のある「ポリフェノール」や「カロテノイド」も代替可能です。
これが嫌いな食べ物を無理に克服しなくても良い理由なのですが、「食品に含まれる栄養素を理解している」という条件付きです。
夫婦二人が「食品に含まれる栄養素を理解している」のであれば、嫌いな食べ物を無理に食べなくても良いですし、子供の好き嫌いにしても好きな食べ物から栄養を考えた食事を与えることが出来るでしょう。
↑の「栄養の教科書」という本は、食品に含まれる栄養素が分かりやすく書かれていますし、全てを理解しなくても、気になる栄養素のところをパラパラっと読めるので、キッチンに置いて便利に使っています。
まとめ
以上、嫌いな食べ物を無理に克服しなくても良い理由についてでした。
お互いに「食」に関して気を使って生活しないように、お互いの嫌いな食べ物を相互に把握しておくことは大事で、自分は嫌いだけど相手は好きな食べ物に関しては、相手に対して気を配れるような夫婦関係を目指しています。
また、食の好みは変わるとは言いますが、私のように40歳にもなって食べられないものは、この先ずっと食べられないのではないかと思っていますので、嫌いな食べ物を克服するより好きな食べ物から必要な栄養を摂取するという考えにシフトするべきでしょうね。