YouTubeで将棋実況をされている「こいなぎ」さんが凄い!

YouTubeで将棋実況をされている「こいなぎ」さんが凄い! 雑記

今回は「田舎移住」に全く関係ない話になるのですが、YouTubeで将棋実況をされている「こいなぎ」さんという方があまりにも凄過ぎて感動したので、今日はこいなぎさんの凄さについて書きたいと思います。

まず私は約7年前に「将棋ウォーズ」というアプリで遊んでいて、当時の棋力は三段、アマチュアとしては弱くはないが強くもないという中途半端な棋力だったので、今は将棋ウォーズを引退して「観る将」として将棋を楽しんでいます。

近年ではYouTube配信されている現役のプロ棋士も多いですから、YouTubeの将棋実況を観ることもあるのですが、こいなぎさんのYouTube動画を初めて観たときは衝撃的で感動しました。

「この人、天才かっ!!」

そう言いながら、こいなぎさんの動画を全て観てしまいました。

将棋ウォーズをされている方ならご存知と思いますが、私は最近こいなぎさんの事を知ったので、こいなぎさんの何が凄いのか凡人の私が紹介してみます。

こいなぎさんの正体は不明だけど、とにかく凄い!

こいなぎさんのYouTubeチャンネルやTwitterはフォローしていますが、こいなぎさんが何者なのか正体は分かりません。

こいなぎ将棋実況
このチャンネルを見ていただきありがとうございます(ノ)・ω・(ヾ)♡ 将棋好きのOLです。 24七段、将棋ウォーズ七段。 将棋ウォーズ二冠(竜神・王将)、振り飛車党総帥(令和元年)。 将棋実況が主ですが、これまでTwitterに掲載してきた手筋や詰将棋関連の動画も、いずれはこのチャンネルにまとめていく予定です*:...
https://twitter.com/naginyan135?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

棋力はアマチュアトップクラス

正体は分かりませんが、間違いなく棋力はアマチュアトップクラスでしょう。指導対局とはいえ、プロを相手に勝てるアマチュアはそういませんからね。

なんといっても序盤研究が凄くて、相手がどんな戦法や戦型であっても対応でき、わずかなスキでも確実に咎めるところが凄いです。

将棋を指される方は分かると思いますが、序盤の定跡を丸暗記するのは難しいことではありませんよね。しかし、丸暗記だと定跡から外れたときに「あれ?どう指すんだっけ?」という風になってしまい相手を的確に咎めることが難しくなります。

ですから、丸暗記ではなくて一手一手の意味を考えながら、「定跡は選択肢Aだけど、なぜ選択肢Bはダメなんだろう」という風に序盤研究を進めていくわけですが、こいなぎさんの場合、その研究量が凄まじいため、何が来ても対応でき、自分から序盤を悪くすることがないのだと思います。

そして中盤力も凄いですね。

攻め筋や手筋を知っているというのは将棋が強い人の最低条件なのですが、こいなぎさんのようなアマチュア強豪になると、形勢判断の精度が高いため、「今は攻めるべきか、今は守るべきか、今は一手待ってみるか」など、確かな大局観に基づいて正しい方針を決められるのだと思います。

「相対的な玉の堅さ」、「駒の損得」、「駒の働き」を形勢判断の材料とするのが一般的ですが、こいなぎさん曰く、それを「ポイント制」で考えるというのです。これは私のような凡人では理解も説明も出来ませんが、とても細かいということだけは理解できます。

また、ある程度の攻め筋や手筋は理解していたつもりですが、こいなぎさんの動画を観ていると、「こういう攻め筋があったのかっ!」、「こうやって指すものなのかっ!」と衝撃を受けることが多くて、いかに自分が知ったつもりになっていたのか思い知らされましたね。

そして終盤力は芸術を見ているように凄いですね。

もちろん詰め将棋が解けるというのは終盤力において大事なことですが、こいなぎさんの場合は、詰み筋を発見する早さ、必至で良いという自玉の安全度の判断力、速度計算の正確性、そして詰め損なうことのない終盤力がズバ抜けている印象で、まるで芸術作品を見ている感覚になります。

こいなぎ将棋教室?とにかく教えるのが上手い!

こいなぎさんの凄さは棋力(将棋の強さ)だけでなく、将棋が強くなるコツや方法を教えるのがとても上手いです。

こいなぎさんは褒めて伸ばすというタイプではありませんが、「将棋が強くなる」という意味では論理的で理にかなっているため、効率よく将棋が強くなれると思います。

例えば、次の「3級だった私が1ヶ月で四段になれた勉強法」という動画は、とても効率的な勉強法です。

  1. 定跡手順の手の意味を理解する
  2. 棋譜で参考になった手を控える
  3. 詰み筋を覚えることを意識する
  4. 実戦で上記で得た知識を活用する
  5. 大局観を意識した手を選択する

これは非常に参考になる勉強法だと思います。

また、詰め将棋に関しては目から鱗でしたね。

詰め将棋もそうですが、将棋というのは「こう行ったら、こう来て、こう行く」という三手の読みが基本です。もちろん分岐点が多数あるため、最終的には数十手・数百手を読むことになるわけですが、基本的には三手の読みの連続で1つ1つの可能性を消していくと、いつかは必ず正解にたどり着けるものです。

例えば、将棋を覚えたてで3手詰めの詰め将棋がやっと解ける程度の棋力でも、全ての分岐点で1つずつ全ての可能性を消していく消去法を繰り返していくと、いつかは必ず17手詰めのような難しい問題でも解けるわけです。正解は必ず1つなので。

しかし、この考え方は非常に効率が悪いのです。

もちろん三手の読みが基本ですから、3手詰めが解けるというのが絶対条件になりますが、3手詰めなんて超簡単ですから、浦野先生の「3手詰ハンドブック」を熟読すれば、誰でもアマ初段以上の詰め将棋力になれると思います。

私は浦野先生の「3手詰ハンドブック」だけを読んで将棋ウォーズ三段になれましたが、そこから上に行くためには、根本的な考え方を改めないといけない、そう気付かせてくれたのがこいなぎさんの「1ヶ月で17手詰めが解ける驚きの勉強法」という動画です。

この動画の内容には本当に驚きましたね。3手詰めが解ける人なら、この動画を観るだけで詰め将棋の正体が理解できると思います。

これまで3手詰みより5手詰み、5手詰みより7手詰み、7手詰みより9手詰みのように、長手数の詰め将棋を解ける人ほど読みが深いのだろうと思っていましたが、「詰み筋を知っているかどうか」の違いだけという話は衝撃的でしたけど、この動画を観ると納得できました。

必至問題も同じですね。

詰め将棋でも必至問題でも、その形と必要な持ち駒を知っていることが大事で、何も知らなければ何も出来ませんが、その形と必要な持ち駒を知っているとその局面を作ることが出来ますからね。

将棋が強いからといって将棋の教え方が上手いとは限りませんが、こいなぎさんは将棋も強く、教え方も上手いため、低級者から高段者まで幅広く、学べることが多いのではないかと思います。

▲1二金キャッシュバック

こちらの動画の「▲1二金キャッシュバック」という詰み筋もカッコいいですね!退路封鎖の手筋はなかなか見えないのですが、このような詰み筋を暗記しておくと「▲1二金キャッシュバックの捨て駒で詰まないかな?」という風に考えられるようになるんでしょうね。

こいなぎさんが初心者のフリをしたドッキリ企画

タレントや女優で活躍されている藤田葵さんは、将棋女子としても有名でアマ初段の実力者なのですが、藤田葵さんのYouTubeチャンネルに「こいなぎさんが初心者のフリをしたドッキリ」という動画がありました。こいなぎさんの細長くて綺麗な手が見れる貴重な動画です。

一局目は初心者のフリ、二局目・三局目で本気を出すという動画になっていますが、二局目は▲3五角からの寄せの速さに驚きました。三局目の「横歩取り△4五角戦法」は研究が全てみたいな戦法ですから、研究家のこいなぎさんを相手に横歩取りは厳しいですよね。

まとめ

以上、こいなぎさんの凄さについてでした。

こいなぎさんは将棋が強くて、教え方も上手いですが、YouTube動画でのトークも面白いですし、こいなぎさんの歌は中毒性があってクセになりますね。途中から何を観ているのか自分でも分からなくなる時もありますが、こういう人を「天才」と呼ぶのかもしれません。

私自身は「観る将」なので棋力向上は目指していませんが、こいなぎさんが出題される詰め将棋は脳トレになりますし、動画も面白いのでこれからも楽しみにしたいと思います。

「指す将」の方は是非こいなぎさんの動画をご覧になってみて下さい。棋力向上に役立つ内容なので効率よく将棋が強くなれると思いますよ。

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